カード解釈

時空を超える天使

タロットの大アルカナカードはどれもそれぞれ固有の魅力があって好きなのですが、その中でもとりわけ私の気を引くカードがあります。

それは、14番の『節制』。今回もWikipediaの力を借ります。下記ご参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Jean_Dodal_Tarot_trump_14.jpg

地上に舞い降りた天使が、壺から壺へ液体を移し替えています。奇跡とも思えるほど完璧な技。そりゃそうですね、天使ですもの。

この天使は時空を超えるのです。つまり、過去・現在・未来を自由自在に行き来できるというわけ。

私はこの節制の天使さんから、時空を超えたあるプレゼントを受け取りました。

ホント?これホント?妄想?夢?

それは・・・私の5年後、10年後の未来に明らかになるでしょう。妄想や夢で終わらぬよう、そのプレゼントをしっかりと現実化できたら、タロットからのメッセージを活かすことができたといえるのでしょう。

そう、タロットと接して終わり。ではダメなのです。そこから自己努力を始めなければ・・・ネ。

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束縛はイヤ?

タロットカードの大アルカナ22枚のうち、束縛、あるいは身動きがとれない拘束状態のカードが2枚あります。

それは「12番の吊るし」と「15番の悪魔」。著作権の都合上、画像を披露できないのが残念ですが、Wikipediaの力を借りて下記ご参照。

12番吊るし
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Jean_Dodal_Tarot_trump_12.jpg

15番悪魔
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Jean_Dodal_Tarot_trump_15.jpg

どちらも「ロープ」で縛られた(つながれた)状態であり、それは、自分以外の何かによって身柄を拘束されていることを表しています。自分を縛るものが「誰か」である場合、または「環境」「価値観」のような目に見えないものである場合など、リーディングによって様々な解釈がなされます。

ですが2枚とも、よく見ると・・・不自由を感じているはずなのに、表情はどこか嬉しそうなのです。私の手元のマルセイユタロットは、Wikiの画像よりさらにそのことがわかります。まるで動けないことを喜んでいるかのよう。なぜ?束縛は窮屈ではないの?

この状況、実生活の中で十分納得できると思いませんか?

私たちはいつも、何らかの枠に閉じ込められていることに対し不満や愚痴をいいながら、実はどこにも属していないような  『完全なるフリー』 の状態を本気で望んではいないのです。

今勤めている会社から追い出されたらどうでしょう?

家族と完全に別離したら?

国を追われたら?

当然だと思っていた価値観が消滅してしまったら?

人間はどこかに繋がっていたい・・・ものなのですね。でもそれも悪いことばかりではありません。どこかに属することによって、自分の存在価値を確認できたり、責任というものを背負っているからこそ力を発揮できたり。

大事なのは、自由がイイ!と望んでいるとしたら、本当のところはどうなのか?ということだと思うのです。

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恋人のカード

ひとりでリーディングをしていると、テーマが違うのに同じカードが何回も展開の中にあらわれることがあります。

最近の私は、6番の『恋人』のカードを引くことが多いです。そして決まって同じ位置にそのカードは出現します。テーマが違うので、「恋人」に対するリーディングはそのつど解釈が変わってきますが、このように幾度かの展開で繰り返し出てくるカードは、質問の内容の枠から飛び出して、そのときの自分へ向けて独自にメッセージを発しているカードではないかと思えます。

恋人のカードは、その名から連想できるように『恋愛』というキーワードをもっていますが、今の私にとってそのカードは、残念ながら(?)そのように色っぽいメッセージ性はなく、どうも『インスピレーション』について考えなさい、と読めます。

しかも毎回、正立で出ますので、自分がふと抱いたインスピレーションについてはOK、よってそれを大切に行動しなさい、ととらえています。

私は何か思いついても、すぐ行動をおこすというより、それをよく吟味し検討したうえで、「よっこらしょ」と腰を上げる性質なので、その点について修正が必要だといっているのかもしれません。

タロットは実に不思議なパートナーです。質問した内容についても十分答えてくれますが、それとはまた別に他のコメントも付け加えてきたりするので、発するメッセージの中身が何層にもなっている感じです。

きっと自分が読み取れない層もまだまだ潜んでいるのだろうと思います。それだけ奥が深いのです。

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タロットで何がわかるの?

タロットリーディングをやっていると自己紹介代わりに話をすると、

1.今度占ってほしい

が一番多く、次に

2.タロットで何がわかるのか

という質問が返ってくることが多いです。この2の問い『タロットで何がわかるのか』について、私はよく、

「タロットは『未来を当てる』というより、質問者の心がその悩みをどうとらえ、どう解決したいのかカードを通じて気づかせてくれるものです」と答えます。

・・・ですが、実のところ、その答え方だけでは不十分だ・・・といつも感じています。タロットで何がわかるのか、の問いに対しまだ本当の自分の言葉で、心から納得のゆく説明ができないなぁと思っているのです。

つまり、タロットでわかる「何か」を完全に把握できていない気がします。確かに、タロットは『心の鏡』であり、その人の内側を実に見事にカードに映し出してくれます。しかし、たまに・・・私にとってはごくたまにですが、何かそれだけではない・・・質問者の悩みの解決とは別に、その背後にもっと何層にも渡って読む・感じる深い深い景色のようなもの・・・があるように思うのです。

それがもしかしたら未来を見通す=いわゆる「当てる」ということにつながるのかもしれませんが、私は「当てる」という言葉はあまり適切でないように思います。

何だろう?タロットで何がわかるの? 悩みを洗い出し、迷っている心を決意に導くカードとして扱ってはいるけれど・・・。

私も答えを知りたいです。そのためにもタロットリーディングはこれから先も続けてゆきます。

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タロット 星のカード

今朝、一人でリーディングをしていたところ、カードをめくると17番の星が登場しました。

星は美しい自然を背景に、両手に瓶を持つ裸の女性が描かれています。瓶からはつきることがないように思われる水(か何か)が流れています。

星のカードは、視線をもつカードと認識し、その視線は左向き。と十分に習ってきました。

・・・が、今朝の私には、彼女がどうしても瓶から流れる液体を追って 下の方向を見ているようにしか思えませんでした。

ハテ?どうしたものだろう?

性格がら、ルールを重んじる私なのですが、感じたまま(=彼女が下にカードを置いてほしがっている)カードを下に置いてみることにしました。

なんだかしっくりときました。

こういうケースが果たして有効なのかどうなのか分からないのですが、タロットをやっていると、うまく説明のつかない・しかし無視できない強い感覚・・・みたいなものが訪れたりします。

試してみるのも アリかな と思っています。

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法皇カードが教えてくれたこと

今朝のモーニングカードは5番・法皇。カードを見た瞬間、「伝えるべきことはきちんと」みたいな感触を受けました。

法皇が表わすキーワードのひとつに、「伝達」があります。法皇のようなポジションから発せられるメッセージには大きな影響力があることが想像できます。

今日はまさにそのことをガツンと思い知らされたような体験をしました。人は、自分が他人よりよく知っていること、または多く経験していることを語る時は知らず知らずのうちに「雄弁」になります。ですが、そこにはちょっとした落とし穴があり、知っているからといって今その場で話すことなのかどうかが適切でない場合もあるわけです。

モノには順序があるように、伝達もそうであり、TPOもあって、それを間違えると思わぬ事態を巻き起こしかねない・・・今日は、ある出来事でそこに気づいたのです。

『知る者は言わず・・・』 なのでしょうか。

年齢と経験を重ね、物事を知れば知るほどそれについての「伝達」には配慮がいるのだな、と肝に銘じました。折しも今日は「新月」。自分の姿勢を正し、新しい気持ちでよき「発信者」になれるよう努めたいと思った一日でした。

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あなたはどう感じますか

日本人を動かすには

「みんなやってますよ」

が最も効果的な言葉だと、あるジョーク集で読んだことがあります。

当たってますね。そう言われると私たちは安心した顔で「じゃあ」と、同じ方向に動きそうじゃありませんか。協調性があるともいえますが、判断基準がいつも自分の外側にあっては困りものですね。

むか~しのボーイフレンドに、「いつもそんなに周りのことばかり気にしてたら、自分が本当は何をしたいのか分からなくなるよ」と指摘されたことがありました。

全くその通りだなぁ、と今はとても有難い言葉のひとつとして残っています。当時はただムカついていただけですが・・・。

常識、スタンダード、多数意見・・・それはそれとして、自分はどう感じるか。その大切さをタロット・カードを通して再認識しています。各々のカードの意味を知識として覚えても、私自身がそれを目でとらえた瞬間、何をキャッチするのか。この感性をどんどん鍛えてゆきたいと思います。

それは、リーディング力を上達させるだけでなく、人生の要所におとずれる数々の決断の際に大いに助けとなるだろうと思っています。

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運命の輪

大アルカナ10番・運命の輪。よくみると輪の中心から右手方面に輪を回すクランクが描かれています。うまい具合にクランクの先が図柄の切れ目になっており、誰が回しているかは見えません。一見、輪の中にいる犬と猿がまるでハムスターの遊び道具のように動かしているかと思いきや、実はコントローラーが別にいるのですね。

しばらくの間、悶々としていた案件がありましたが、「よし」と決断しそして徐々に自ら行動を起こし始めました。今朝のモーニングカードで登場した「皇帝」のカードもその決意の表れか、「実行せよ」と語っているように思えた私。

すると不思議です。決意したことを応援するように自分に必要な環境が整ってきます。徐々に、そして自然と・・・。今、私の手は運命の輪のクランクをしっかりと握り自らの運命をぐるぐると回し始めている、そんな確証があります。そう、クランクの持ち主は常に自分自身でありたいものです。

迷いが決意に変わったら・・・これこそ「開運」なのだと思います。

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まるで幽体離脱?

今朝はなぜだかイライラ気味。そんな日に限ってか、そんな気分だからなのか、自分に関係ない質問を朝から浴びられっぱなしだった私。以前にも書きましたが、私のオフィスでのデスクは二つの入口付近なので自称「第二の受付」。

「これどうしたらいいですか?」「●●ってどこでしたっけ?」

ええ~い、うるさあああい。

そんな気持ちが満タンになったその瞬間・・・。

今朝ひいたタロットカードがピコーンと。

「吊るし」の逆。で、下に置いた解決カードは天使の図柄の「節制」。

周囲に壁作って知らん顔してないで、優しく助けてあげなさいね、ってこと。

あわわ、プンプンしている自分の状態にはっとさせられました。その瞬間は、まるで幽体離脱です。イライラな私をニュートラルなもう一人の自分が上から見ているようでした。

タロットさん、ありがとうね。

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STOP! しゃべりすぎ

友人を相手にリーディングをしました。

4つの質問を続けて受けたのですが、終わってみて反省。

読めれば読めるほど「しゃべりすぎ」な私がいます。

「あっ。判った」と思った瞬間、主役が自分になってしまう。質問者自身の口から答えが出るように導くことが大切なのに、いつの間にか「こうですよ」みたいな断言鑑定。

いかんなぁ。そうじゃないのになぁ。

リーディング中も、自分のスタンスがぶれないように見張ってくれるもう一人の自分を意識しなくてはと思います。

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女性性を考える

私は体に疲れが溜まると左半身にエラー症状が出やすいタチです。

肩も、腕も、背中も、腰も、オシリも足も・・・。全てが左側。ヨガをしていると如実に解ります。左へのねじれがキツ~い。オマケにケガをするのも左が多い。

以前、アロマテラピーの先生に「左半身は女性性を表しているの。何か思い当たることはない?」と言われ、それ以来、左が辛くなるとその言葉を思い出します。

今もそのピーク。カイロプラクティックの治療を受けたり、ストレッチをしたりする他に、タロットにも質問してみました。タロットは「医師」の代わりにはならないので、治療はできませんが、内的なバランスの問題なら指摘してくれるはず。

そこで登場したのが「月」のカード。

ここのところ、朝の1枚引きは何かのカードの逆位置なのですが、その下に置く解決カードがこれまた決まって「月」のカード。月は女性とは縁の深い存在です。月のカードもしかり。「母性」を示します。

肉体的な歪みだけでなく、内的にも自分の持つ男性性・女性性のバランスがうまくとれていない時期なのだなと思います。解決カードが「月」ということは、「女性性」を見つめなおして、ということ。

女性性の代表格は何といっても「受容」でしょうか。また、「産み」「育む」こともそうです。普段の生活で、その点で欠けている部分があったのかもしれません。もしくは過剰になっていたかのどちらかです。

自分の傾きに気づけば、どちらの方向に戻ればニュートラルになれるかわかるはず。ゆっくりヨガでもしながら見つめてみます。

体のサインは心のサインともいえますね。

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耳をすませば

今日は毎月楽しみにしているリーディング研究会。ここのところ仕事が忙しいので、今回は参加が難しいかなぁと半ばあきらめていたのですが、ギリギリ間に合うタイミングで仕事を終えられ、会場へ駆け込みセーフ。

今日の研究会では「タロットの声に耳を傾ける大切さ」を痛感しました。展開されたカードを眺め、「あれはこういう意味、これはこうだから、えっと」と『分析』が始まるともう解釈できなくなる、という話になりました。うんうん、とうなずく私達。

そこで先生は「倫理」に基づくタロットからのメッセージについて話してくださいました。カードをリーディングする際に、知識や世間一般の常識にとらわれていると、その「倫理」からは遠ざかってしまいがちです。ここで言う倫理とは、通常いわれる道徳・倫理という意味合いとは異なり、四玄徳(智慧・勇気・節制・正義)を指します。

この四玄徳は、タロットにおいては人間界に位置していません。その上の天使界にあるカードに見ることができます。したがって、「倫理」に基づくリーディングとは、地上的なものさしによるものではなく、霊的な側面からの解釈なのです。

それができるようになるには、「タロットの声に耳を傾ける」ことが必要です。つまり、自分の内なる声をしっかりと聴くということなのです。恐れず、自らと正面から向き合うことでその声をキャッチできるようになる・・・そうです。私も修行中。

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目は口ほどにものをいう

この言葉、よく聞きますね。なるほどと思います。

もしかしたら、目は口以上にものをいう かもしれないな~なんて。

相手の目が口から語られる気持ちと反していることに気がつくと、「ああ、私もこういうときは相手から見透かされているのだろうな」と思います。

カモワン・タロットは、視線のあるカードにはその先にカードを置くという、動的展開法を用いていますが、描かれる人物の目が何を言っているのか、視線の先の対象に何を訴えているのかということに注目することが重要です。

視線のないカードで、人物が真正面に目を向けていると、質問者自身が見つめられていることになりますから、それもまた重要なメッセージがあります。

目が語ることは奥が深いですね。

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天狗になるべからず

カードをめくり思わず、ぎょっとした私。15番・悪魔の逆位置。朝の一枚にこのカードが逆さまで登場するなんて。めったにないことです。・・・解決のためのカードを下におきました。表に返すとこちらは1番・手品師。むむむ・・・。

タロット・リーディングをしていると、何でも分かるように思われたり、何かと頼られたり、あるときは尊敬のまなざしとともに持ち上げられたり、します。そこでフツフツとわきあがる「功名心」。

もしかしたらそれに対する「警告」なのかもしれません。悪魔や、13のカードが逆にでた場合は「要注意」のしるし。あらゆる欲に対する誘惑への警告です。一方、解決のカード・手品師は、初めの一歩を表します。

「天狗になるべからず」そして「初心忘れるべからず」、と心に刻みました。

何のためにタロットを始めたか。純粋な初心を貫いてゆきたいです。

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13への道

もうすぐ自分のイヤーカードが12番・吊るしから名前のない13番へ移行します。誕生日を1年の区切りとみなすと、本当に間近です。

吊るしは、四角で囲われ、ロープで吊るされ、動きのとれない状態です。確かにタロットへの道を進み始めたものの、会社員生活が続けられる範囲内でのチャレンジでした。同じ時期に学んだ仲間の中には、すでにタロットリーダーとして活躍している人もいることを思うと、自分の歩みは確かに「吊るしの枠内」という感じです。

ただ、その中で思う存分楽しめた実感があります。吊るしの人物は自ら望んで繋がれ、逆さになっています。逆さになり、世の中を今までとは違った角度で観察しています。それは長い間自分が持っていた価値観や枠を認識するチャンスでした。

13のカードへ移行すると、その枠の解体が始まります。自分の枠を取り払い、余分なものは削ぎ落とし、そして前進します。死神が持つカマで、ザックザックと。おおこわ。痛い。でもそういう年を経て、変容を遂げたいと思っています。

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男の理想像、女の理想像

大アルカナ 7番・戦車と17番・星。前者は女性にとっての理想の男性像(プリンス・チャーミング)、後者は男性にとっての理想の女性像を表しています。

この2枚にはいくつかの共通点があります。星が描かれていること(17番はカード名そのものが星)や、共に「7」という数字を持っていること、などです。星は空に輝く天体、希望の象徴であり、7という数字はラッキーナンバーといわれていますし、まさに憧れの姿を表現するにふさわしいカードですね。

面白いことに、このカードはどちらも過去(左)を向いていますので、並べても向き合うことはないのです。向き合うときはどちらかが逆位置でなければなりません。理想の者同士は上手くカップルにならないものですよね・・・。

また、7番・戦車はタロットマンダラを展開した際に、一番下の段の最終列です。一番下の段は地上界を表し、最終列というのはその段で最も完成された姿ですので、まさに地上(現実社会)における成功者・支配者の象徴です。一方、星は一番上の段に位置し、そこは天界です。天界ですので、星に描かれている女性は裸です(なんか意味深・・・)。そして、すべてを受け入れる寛容さをもち、ひざまづく姿は謙譲を表します。

この2枚が男女それぞれの理想像だなんて、いわゆる世間ではその通りなので、実に面白いなと思いました。

しかも、戦車を左に、星を右に並べてみると、女性が必死につくしても男性は彼女のほうを見ず、すごいスピードで(馬車にのっているので)逃げていくように見えてしまって、ひとりで大笑いしてしまいました。男性って女性が尽し過ぎると逃げますよね。

あ、これは逆位置で並べた場合の解釈ですね。でも正位置でも逃げていくように見える私って・・・

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ヴィジョンを地上に

昨日は、友人の個展に行ってきました。彼女は金・銀・石を使いオリジナルジュエリーを製作しています。普段は空気の美味しい山の中で暮らし、そこで自分の作品を誕生させています。

彼女の作品は、いつもどれも独創性豊かで、身につける人と共に歌い、踊ることができそうな動きのあるジュエリーです。それを手に入れるには、私はまだまだ経験や貫禄のない人間なので、今は目で楽しむことにとどまっています。

すべてが世界にひとつしかないオリジナル、一点もの。それを眺めながら、これらひとつひとつは、製作者の彼女の内側であるヴィジョンが描かれ、そのヴィジョンが現実化され地上に降りてきた姿だなぁと思いました。そう、2枚のカード、女帝と皇帝がピコーンと浮かび上がりました。

タロットの3番・女帝のカードは、知性、創造性、ヴィジョンなどを表します。次の4番・皇帝は、現実や物事を実現、実行させる意味を持っています。この2枚は向き合っており、この世で一番力を持つカップルカードです。

大アルカナ22枚のカードを順に並べると、0から22番までは人間の進んでゆく過程を表しているともいえます。霊的進化ともとれますし、普段のある物事を実行してゆく(学んでゆく)変容の過程ともいえます。

彼女のような作品を生み出すようなものづくりの過程をみたとき、まさにこの女帝→皇帝のシフトが浮き彫りになってきます。何かを形づくるには、まずその人の内側でヴィジョンが明確化されていないと始まりません。また、ヴィジョンが描かれたとしても、実際に誕生させる力がないと私たちはその作品にお目にかかれないのです。

この2枚のカードのプロセスには、想像を絶するエネルギーが必要なのでしょう。そのエネルギーが実になったとき、多くの人に感動と喜びをもたらしてくれます。ものづくりってすごいことです。

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シンボリズム

月のカードを話題にすることが多かったのでついでにもうひとつ。

18番・月のカードは「夢」を表すカードでもあります。私はよく夢を見ます。たわいもないストーリーだったり、わけのわからない展開だったりもしょっちゅうですが、たまにかなりテレパシックな夢を見たりします。見た直後は何の事だか分からないのですが、しばらく経つと「ああ」と解釈することができたりします。

その時に共通しているのが、ある事物がシンボルとして夢に出てくることです。例えば花であったり、特定の場所であったり、ひとつ何かがクローズアップして登場します。そしてそのシンボルがその後に起こる自分の出来事へのキーワードだったりするのです。

それに気づいたのはごく最近なのですが、実は夢の中だけでなく、日中起きている際にも目に映る景色の中に、シンボリックなものがあるのではと感じています。ただ自分が気づかないだけで、事物は何かを訴えているのです。

月のカードは、曖昧さも意味します。水面に映し出された世界が見えるようでよく見えない・・・。何か自分が現実の世界を見ているようで見ていない姿とダブるようです。このカードが持つシンボル、そこから読み取れるメッセージは奥が深いです。ん~うまく書けない・・・このぼやけた感じも月のイメージです。

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満月の後押し

今日は満月の日でしたね。あいにく曇り日でしたが。

月は地球にとって大きすぎるほどの衛星。そして女性と深い関係があります。タロットの18番・月のカードは「出産」を暗示します。満月の前後に生まれる赤ちゃんは多いのです。ちなみにその前の17番・星は「妊娠」の意味を持っています。

今朝、この2枚のカードが正位置ででたのでホッと安心しました。

そして、今日私の姪っ子が誕生♪満月のパワーに後押しされてやってきました。

新しい生命は皆を幸せにしますね~

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輝く星のカード

彼女は職場での悩みを抱えていました。タロットリーディングはまさに心の鏡、ここ数カ月の苦しい日々を物語るように過去の場所には視線カード、逆位置カードと、何枚ものカードが横へ、下へと展開されてゆきました。

しかし。現在の位置に現れたのは17番・星のカードの正位置。星は希望や豊穣など、吉兆を表す嬉しいカードです。それだけでなく、私がその時そこで強く感じたのは、星に描かれている女性が、やさしいまなざしで過去に展開されたすべてのカードを見つめ、そして受け入れているという印象でした。その女性とはまさしく質問者の彼女。「大変だったけれど、でも経験したことは全く後悔していないの」・・・辛いこともよい学びだと、謙虚に受け止める彼女の姿が星のカードそのものでした。

星の女性は両手に水瓶を持ち、そこから尽きることのない何かが流れています。その流れは過去に展開されたカードたちを伝って最後の1枚に位置している、「運命の輪」を水車のようにまわしている感じがしました。彼女は辛かったこの体験をしっかりと受け止め、運命の輪を自分でまわしてゆけるに違いない、そう思いました。

リーディングはときにびっくりするほど多くの枚数が展開されることがあります。一枚ずつその意味を追っていると全体を見失ってしまいます。そんな時は、多くのカードからキーになるひときわ輝くカードに注目するように気をつけています。今回はそれが「星」でした。

これからの彼女がますます楽しみです。私もがんばろうっと。

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ひとめぼれ

突然ですが、「ひとめぼれ」の経験はありますか?

出会った瞬間、ビビっときたぁ~、雷に打たれました、そんな感じ。あれは何なんでしょうね。別に考えてそうなるわけでもなく、誰でも同じ対象にひとめぼれするわけでもなく、まったく不思議です。

タロットカードで「ひとめぼれ」を表すカード、あるんです。16番・神の家がそうです。質問内容で恋愛のことがテーマだった場合、正位置にでるとそう読むこともあります。神の家は、他のタロットでは「塔」と呼ばれているちょっと怖い印象のカードです。聖書に出てくる神の怒りをかい、壊されたバベルの塔という感じでしょうか。

「神の家」は確かに、衝撃というキーワードがあります。だからといって決して怖い、塔が壊れるようなマイナスイメージだけではありません。それは、天啓を受けたようなあまりにも大きな衝撃であるので、地上の人は驚いてひっくり返っているのです。

ひとめぼれも、いわば空から何かが降ってきたような衝撃モノですよね。まぁ、結果それがハッピーなことか否かはわかりませんけど・・・ネ^^

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世界の中心で踊ります

大アルカナの最後のカード、21番・世界。卵型のリースの中に男性とも女性ともとれる一人の人間が踊っています。リースの周りの四隅では、天使・鷲・獅子・牡牛が見守っています。

なぜ踊っているのでしょう?それは、神と一体となった喜びゆえといわれています。大きな喜びを感じた時、人はおもわず踊りだしたくなりますものね。舞い上がるという表現もあります。

世界のカードは「完成」がキーワードです。このカードは、成功やパーフェクトであるイメージが強いですが、それはその一時の状態だけを表しています。完成したその次には何が待っているのでしょう?

ゴールに到達したら「アガリ」ではなく、またスタートに戻るのです。カードの中心人物は、左、つまり過去を見ています。これはあとから来る対象を見守っていることと、到達した自分がまた出発点に戻ることを意味しています。それを表すもうひとつの象徴は、リースの上下にあるレムニスケート(∞:無限大)のマークです。行ってはまた戻る、その動きを∞が表現しています。

私たちの存在が魂であり、もし輪廻転生を繰り返しているとしたら、魂に「終わり」はないのかもしれません。ひとつの人生で何かを学び、それを肥やしにまた次の人生を始める・・・タロットを作った人々はそんな思想を図柄に投影させたのかもしれないですね。

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お月さま

天体シリーズで、お月さまも登場させましょう。

天体としての月は、衛星に属します。衛星とは、惑星のまわりをまわっている天体を指します。月は地球の、地球は太陽のまわりをまわっています。・・・と、当り前の事実のように簡単に書きますが(笑)、天動説が常識だった時代には、地球を中心として他の天体が周囲をまわっていると考えられていました。空を見上げれば、なるほど、その考えが先に浮かぶほうが自然に思えますよね。

さて、月ですが、月は太陽のように自ら光を放つ恒星ではなく、太陽の光を受けて輝いています。マルセイユ・タロットの月は、青みの色で描かれ、カード全体も夜の雰囲気を醸し出しています。月の下で吠えあっている犬は、人間の獣性や、霊性と肉性の間での葛藤を表現しています。さらに月光で映し出される水溜りには、ザリガニが潜んでおり、それが動くと水面が振動し水底がすぐ見えなくなってしまいます。

月はよく、人の感情や情念、本能的なものと結び付けられます。カードのキーワードとしても同様の意味があります。満月の日に実際、事故や事件が多かったりすると聞くと、月の存在が人間の感情的な部分になんらかの作用を及ぼしているのだなと思えます。

リーディングでこのカードが出ると、読み取るのになかなか難解な場合があります。カード自体、「曖昧さ」を持っているからです。しかし、よく見ると遠くには2つの建物があり、その間に道が見えます。この「魂の暗い夜」を通り抜けることができたら、その先には19番・太陽が待っているのです。

タロット・マンダラを順に追いかけてゆくと、所々に試験・試練が用意されています。『道』は厳しいからこそ歩いてゆく甲斐がある、そう思えませんか。

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希望の星☆

昨日が「太陽」でしたので、天体続きで今日は「星」に注目してみます。

17番・星のカードはその名のとおり、まず大きく星が描かれています。星の下には裸の女性が水がめを持ち、ひざまずいています。その水がめから流れる水はいつまでも途切れることがなさそうです。このカードのキーワードは「希望」です。正位置ででれば吉兆を表すカードのひとつです。星は願いをかなえてくれそうですものね。

水がめを持つその女性は、惜しげもなく他者に何かを与える姿に見えます。通常私たちは、まず先に何かしてもらってから何かを与えてもらってから、何かをしたり与えたりしがちです。しかしこのカードからのメッセージは、「まず自分からアウトプットする(与える)ことが大切」と受け取れます。

ヨガでも呼吸は「まず吐くこと」から始めます。自分の中の空気をすべて吐き切ってしまえば、自分に必要な酸素は自然そのあと入ってくる、と教わりました。吐くこともいわばアウトプットです。そういえば、英語でも ギヴ・アンド・テイク(give and take)と、giveが先ですね。

星に願いを叶えてもらうためには、まず自分から与えることに鍵があるのですね。
え?そうは言っても実際は難しい? それでは目があったら自分からニコっと微笑むのはいかがでしょう。お金も時間もかからない、でも最高の giving です♪

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光 ~太陽~

今朝のモーニングカードは19番・太陽。

カードの半分の面積を占め描かれる黄金の太陽。太陽の下には、子供に見えるような二人の人物が立っています。ひとりがたった今そこへたどり着いたところ、先に到着していたらしいもうひとりが迎え入れるように肩に手を置いています。二人の向こう側には建設途中のレンガの壁があり、それによって外側の世界とは隔てら異なる特別で聖なる場所のような印象を受けます。

ホームページでも少し触れていますが、私たちは太陽という恒星のまわりをまわっている地球という惑星に住んでいます。太陽の光なしには生きることができません。植物も太陽の光を受け、光合成によって酸素を放出してくれています。「光」とはまるで神のような存在です。

19番の太陽は、実際の太陽の光であり、同時に私たちの内側に宿る「光」ともいえます。だれしも内的な光を持っています。私たち自身が光の存在そのものなのかもしれません。そう思ってカードを見ると、二人の人物の出会いは「光の存在としての自分と出会えた」姿のように思えます。

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カップルを探せ

カモワン・タロットの大アルカナの中には、カップル・カード(連繋カード)が数多く存在します。

カップル・カードというのは、並べると視線が向き合い、そこにある意味をもつカップルが成立する2枚のカードを指します。展開したときに、カップル・カード同士が隣り合って登場した場合、その部分の意味に注目します。

例えば、3番・女帝&4番・皇帝は、地上のカップル(夫婦として出ることが多い)、2番・斎王&5番・法皇は、霊的カップル(精神的な結びつき、または老夫婦)、数のない愚者&9番・隠者は弟子とマスター、名前のない13&14番・節制は救いを求める者と救済者など。これ以外にもまだまだあり、リーディングでは重要な鍵を握ることが多いです。

我々は、自分とある対象があってそこに「関係」が生まれます。この世はありとあらゆるその「関係」で成り立っています。それは、対照的なペアの場合とお互いになくてはならない一対の場合があります。これらは二元論であり、タロットはその二元論でできているといわれています。

カード一枚ずつの意味も大事な学習ですが、タロット・カード全体がどんな法則で構成されているかを把握することで、カードを読む視野が広がってゆきます。

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悪魔のささやき

天使を話題にしましたので、やはりこの方にも登場していただかないと・・・。じゃじゃじゃ~ん。15番の悪魔さん、どうぞ!

見ればみるほど「滑稽」なカード。一段高い中央にコウモリの羽根をもった悪魔が、そして両側に縄で縛られた裸の人物が描かれています。縛られているといってもその縄はゆるく、二人はむしろその状態を喜び、悪魔をカリスマとでも思うように見上げています。一方、悪魔はそんな二人をあざ笑うかのように舌をだしています。彼らの関係は、お互いに満足しているので立派に成立しているのです。

カードの第1キーワードは「誘惑」です。悪魔という存在は、人間のもつ一番断ち難い欲求部分をついてきます。その誘惑に打ち勝つことができるか・・・そう、実は悪魔は我々にテストをしかけてくるのです。巧妙に、耳元で囁いてきます・・・。

タロット・マンダラでは、悪魔カードは3段のうち最上段の最初のカードにあたります。最上段は天上界です。天上界に入れるかどうかのテストは悪魔によってなされます。そう思うと、悪役とばかりいえませんね。天を護る存在とも考えられます。入る資格があるかどうかを見極める役なのですから。

実際のリーディングでは、正位置ででると「商売繁盛」や「人気がでる」などの現世利益的な意味で満足できると読んだりもします。

15番もとても奥の深いカードです。メッセージの受け取り方が難しい・・・たぶん、私が誘惑されているんでしょうね(苦笑)。

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天使の存在

未だお目にかかったことはありません。しかし、でも、なぜだか、必ずいるように思います。天使はそんな存在です。

描かれるその姿にはいつも翼があります。きっと本当に見た人がいるからこそ、そう描かれるのだと信じてしまう私。天使とは天の使い、地上へ降りるとき、天に戻るとき、やはり翼が必要なのでしょう。大好きなフランダースの犬の最終回、ネロが天に召される場面にも天使が迎えに来てたっけ・・・あらら、独り言です(笑)

タロット・カードにも天使が登場しています。6番の恋人、14番の節制、20番の審判。タロットは天と地が繋がっていることを天使を描くことで表現しています。恋人には「選択」、節制には「救済」、審判には「使命」の意味があります(他の意味もありますが)。いずれも、自分の判断、力量を超えたところでの働きかけがあるのではないか、と思える意味を含んでいます。そして完成を表す最後の21番の「世界」にも天使が登場しています。

以前も「ヴェールの向こう側」という表現を使いましたが、タロットを学ぶほど、その向こう側の世界を意識しないではいられません。

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死と再生

「(名前のない)13番」とそのカードは呼ばれています。ウエイト版その他のタロット・カードの場合、「死神(Death)」でおなじみのカードです。タロット・カードにあまり詳しくない人でも、このカードを見るとビクっとしたり、いや~な印象を受けるでしょう。

骸骨が大きなカマを持ち、土の中を探っています。どす黒いその土には手足や生首が転がっており、骸骨はさらに中から何かを搔きだそうとしています。

カモワン版では、このカードを「その名を呼んではいけないほど恐ろしい存在」としてとらえ、名前を明らかにしていません。(実はカード内にしっかり刻まれているらしいのですが・・・)

13番は確かに物事の終わりや腐敗を意味したり、また、13番は視線カードですから、視線の先の対象への否定的エネルギーを読み取ったりします。しかしそれ以上に重要な意味を含んでいます。

「死」はあることの終わりではありますが、同時に「始まり」でもあります。何かを終わらせることで、その先に新しい誕生が待っているのです。それゆえ、このカードは、「再生」や「変容」という積極的な意味をも持っています。13番は、右をつまり未来を見ています。これは痛みを伴うが前に向かって進む力があることを示しています。

問題を解決するときは、まず、何が問題になっているかの洗い出しが必要です。骸骨の持っているカマがその洗い出しの作業です。黒い土=無意識界にうごめいている、問題を引き起こしている物質的・精神的なものを掘り起こしてから、解決への手がかりを見つけることができます。そして自分にとって不要なものはすべて削ぎ落とし、新しく生まれ変わるのです。

13番のような変容を何度も体験している人は、人生で何度も生まれ変わっているといえます。死は終わりではないのですね。

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瞑想とタロット

毎朝、15分ほど瞑想をしています。かなり前から試みてはいたのですが、とにかく落ち着きのなかった私、5分たりともじっとしておられず、なかなか習慣化できませんでした。

ところが今年に入ってから、15分~20分という短い時間ではありますが、あまり苦痛に思うことなく続けられています。私にしてはちょっとした進歩です。

昨日「吊るし」のカードについて触れましたが、実は「吊るし」は、宇宙的な瞑想をしているカードでもあります。吊るされている人物が、宇宙的原人=アダム・カドモンとして描かれています。原人思想とは、宇宙はもともとひとつの人間であり、その一部が我々人間であるという考えです。

イヤーカードが「吊るし」の時期に瞑想がより身近になる。

こんな風に、自分の変化とタロットを重ね合わせてゆくとなかなか面白く自分を観察できます。そして、タロットとより仲良くなれる気がします。

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吊るされています

12番の「吊るし」、私にとって今年の誕生日までのイヤーカードです。

イヤーカードは、その年と生年月日を足して算出します。一年を象徴するカードをイメージしたいときのひとつのやり方です。

「吊るし」は人が足を縛られ吊るされている姿ですので、身動きがとれない、停止・停滞を意味することが多いかもしれません。じっとがまんの時期・・・そんな感じです。

ところがよく見ると、足を縛っているロープはきつく結ばれておらず、解こうと思えばできそうです。また、吊るされている本人の顔は実はあまり苦しそうではありません。むしろ楽しんでいるように見えます(なんと、ベ~っと舌を出しているようにも見えます!)。

「吊るし」には、別な観点で世界を見るという意味もあります。逆さまになって世の中を見てみようというわけです。両端は木で囲まれていますが、これは自分を閉じ込めている価値観や無意識の枠組みを意味しており、それについて考えるということもいえます。考えることで、枠を取り外しそこから自由になる準備ができるのです。これが次の13番のカードが意味する「変容」へと続きます。

カードの意味は正・逆で異なってきます。その一年がカードを正にできるか逆にしてしまうか、それは自分次第。一枚の象徴カードが自分の意識のハンドリングの手助けになる、タロットは本当に奥が深いです。

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視線カード

カモワン・タロットは独自の動的展開法でリーディングをします。

逆位置カードにはその下に必ず解決カードを置き、視線をもつカードにはその視線の先にさらにカードを並べていきます。これにより、過去・現在・未来の基本カードから様々な展開が生まれます。

視線を持つカードは、未来または過去を見ています。その先には関心、注目、保護などの意識の対象があります。例えば、14番の節制のカードは過去を見ていますが、視線の先に置かれるカードが象徴している対象を助けようとしています。場合によっては、ゆっくり時間をかけて取り組もうとしていたり、あるいは節約しようとしていたり、などなど。まるで節制が動詞で、その視線の先のカードが目的語のようです。

ケース・バイ・ケースでちがう文章が浮かび上がるので不思議です。

質問者(クライアント)の相談事をよく聞いていると、節制に描かれている天使が何をしたがっているか分かります。不思議ですがこれがホント、そうなんですよね。

時には視線カードがエンドレスに続くことがあります。視線の先にまた次なる視線カード、そして・・・途中で逆位置カードが出ると解決カードも必要になり、展開が複雑化していきます。そうすると文章の構文がややこしくて・・・・たまにお手上げです(苦笑)

でもそんなときでも鍵になるカードは「ワタシに注目!」と目立ってくれるらしいです。これはベテラン・リーダーさんのお話ですので、私はまだまだこれからです♪

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モーニング・カード

毎朝、今日の一枚と題してタロット・カードを引いています。

これが習慣になってどのぐらい経つでしょうか。

私と縁があったマルセイユタロット・カモワン版のカード展開では、通常は、過去・現在・未来と3枚のカードを並べ、視線や正・逆の向きでカード展開をする独自のメソッドがあるのですが、(これはまた別の機会に触れたいと思います)、朝はその日の自分を象徴するような一枚を、と思って引いています。

これが特に何の意味もなさない日もあれば、日中ふっとそのカードが頭をよぎり、それが自分の行動のヒントになることもあります。

そうして日々、カードと触れ合い、自分の気持ちや感覚と重ね合わせていくことで、深い意味を理屈抜きで感じ取るようになれると思っています。

それは、カードとの対話でありながら、自分の内側との対話でもあります。

自分の内的存在からのメッセージを、タロット・カードは誠実に表現してくれています。

それをこちらもありのままに受けとめて読んでゆく・・・

ふぅ、まだまだです。笑

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